国家検定「眼鏡作製技能士」2025年度第4回試験の合格者を、2025年10月16日に発表いたしました。
第4期生として、１級188名、２級670名、合計858名の眼鏡作製技能士が新たに誕生し、
累計登録者数は9,606名となりました。
都道府県別および男女別の登録者数は、添付の通りです。

（１）登録者数（総数）が多い都道府県
　順位 都道府県 登録者数（総計）
　1 位 愛知県 916名
　2 位 東京都 797名
　3 位 大阪府 638名
　4 位 神奈川県 667名
　5 位 埼玉県 641名
・愛知県が最多で、1級技能士の割合も非常に高く、眼鏡作製技能士の人材的厚みが際立っています。
・首都圏（東京・神奈川・埼玉）と大阪府が上位を占めており、都市部での制度浸透が顕著です。

（２） 登録者数が少ない都道府県
　順位 都道府県 登録者数（総計）
　47 位 鳥取県 34名
　46 位 佐賀県 41名
　45 位 沖縄県 43名
　44 位 徳島県 47名
　43 位 高知県 58名
・四国・九州・山陰地方で登録者が少ない傾向が見られます。

（３）1級技能士の割合が高い県
　愛知県：1級800名／総計916名 → 約87%
　東京都：1級564名／総計797名 → 約71%
　大阪府：1級442名／総計638名 → 約69%
・都市部では1級取得者の比率が高く、技能の高度化が進んでいることがうかがえます。

（４）男女比の傾向
　総計：男性 7829名（約82%）、女性 1777名（約18%）
男女比は約4:1で、男性が多数を占めていますが、女性技能士も着実に増加中です。

今後、当協会では学科試験のCBT導入による地域格差の是正と受検者支援をさらに進めて参ります。